
伊丹パンダチームについて

伊丹パンダチームの
『これまで』と『これから』
(R7.3月現在)
伊丹パンダチームの『これまで』
伊丹パンダのふる里は、神戸
神戸に、愛称をKIITO(キイト)、正式名称をデザイン・クリエイティブセンター神戸という、神戸税関の東隣りにある旧生糸検査所を改修した、デザイン都市を目指す神戸の拠点施設がある。
既に、様々な事業が企画・展開され、好評を博しているが、その中に、現役を引退されたシニア男性をターゲットに展開されている『パンじぃイベント』があった。
これは、パンづくりの老舗が多い、神戸の街の特色を生かして生まれたイベントで、人生百年時代を、いきいきと過ごすために新たな生きがい探しを始めたリタイア男性に、プロの職人から家庭用のオーブンを使ったパンづくりを教えてもらい、その技を家庭で楽しむだけでなく、地域のボランティア活動に活かしてもらおうと始められた、食のボランティア養成事業です。
女性に比べて大幅に少ない地域社会活動への男性の参加率を高めようと2019年3月に伊丹で発足した市民団体『男性の地域社会デビューを応援する会』(略称だんデー会)のメンバーが神戸KIITOを見学した折に、『パンじぃイベント』の事を知り、イベント担当者に、伊丹でやってもいいか,尋ねた。
だんデー会として、キチンと運営体制づくりが出来るなら、ぜひ、という返事をいただいたので、やってみようということになった。
リタイアしたシルバー男性の
集まりなのに、
なぜチーム名を、
かわいいパンダにしたの?
KIITOさんから、伊丹でやってもいいけど、パンじぃとは別の名称でやってほしい、と言われたので、伊丹ではパンづくり男性(だんせい)ボランティアの略称として、パンダと名乗る事にし、パンとパンダを組み合わせたシンボルイラストも作成した。


2021年12月、
伊丹パンダチーム発足!
奇数月第4日曜日に
パンづくりカフェを
いきいきプラザ調理室で
定期開催した。
2021年(令和3年)4月に、『男性の地域社会デビューを応援する会』が阪神北県民局の夢づくり応援事業に、パンづくり男性ボランティア養成事業を申請。
同年6月に助成金の交付が決定したので、事業化に着手。同年8月、伊丹・昆陽東にある、国産米粉100%パンで知られる『がおさん家のぱん屋』のオーナーシェフ・井上賀夫さんに、パンダ養成講座の講師を依頼。
この講座では、パンダチームのメンバーがご家庭でもパンづくりの練習ができるよう、家庭用オーブンの使用と、食材は近所のスーパーで普通に買えるのもを使うという条件も認めてい頂いた。
第1期のパンダ養成講座は、コロナによる緊急事態宣言の発令で、開催時期を大幅に変更、10月末から11月末の
開催となった、
2021年12月5日、いきいきプラザ3F会議室で開催したクリスマス・パンダカフェの会場で、養成講座修了生による伊丹パンダチーム発足式を行い、食のボランティア事業は、コロナ禍の中でスタートした。
パンづくりカフェは、朝9時30分よりパンづくり教室、昼時に手づくりパンに合った軽食付きのランチタイム、その後、ミニセミナーに続いて交流タイムを楽しんでいただき、参加者全員で片づけて終わるという形で、定期開催したが、ターゲットとしたシルバー男性がなかなか集まらず、参加者数が伸びなかった。
お子様からシルバーまで参加される
多世代交流の場として、
パンダカフェは徐々に定着。
今では女性の方も
パンダチームのメンバーに。
神戸で始まった『パンじぃイベント』の設立理念に基づき、伊丹でもパンダチームのメンバーは男性のみという形でスタートしましたが、パンダカフェを展開する中で、参加された女性や子供たちから、自分たちもパンづくりしたいという声が次第に高まり、それでは、伊丹では女性の方にもパンダチームに参加していただこうということになった。
その結果として、パンダカフェはお子様から、シルバー世代まで幅広い世代の方々が参加される多世代交流の場になり、2022年10月から開催された第2期パンダ養成講座には、女性も参加された。
また、パンづくりも、ピザづくりも、パンやピザの熟成を待つ時間が、かなりあるので、その間も子供たちが退屈しないよう、手品やバルーンアートをされるボランティアの方々に手伝っていただき、楽しい時間がとぎれないようにした。


2024年1月、ピザづくりカフェを始め、
パンダカフェへの参加者数が一挙に急増!
もっと多くの方にパンダカフェを楽しんでいただき、食のボランティアとしての活動範囲を広げられないか、模索する中で、パンづくりと似通ったところがあるピザづくりをパンダカフェで出来ないか、検討していたところ、養成講座の講師・井上賀夫さんの奥様、井上千絵さんがピザづくりイベントのノウハウをお持ちだということがわかり、2024年1月の、いきいきプラザの調理室を使ったパンダカフェでやろうということに。
これが、大好評!スタッフも含め60名を越える参加者が集まるビッグ・イベントになり、それ以降、パンダカフェはパンづくりとピザづくりを、交互開催することに。
2024年5月パンダカフェから、
伊丹市まちづくりプラザの、
交流カフェをお手伝いし、
スワンホール調理室で定期開催
食のボランティアとして、まちづくり活動に積極的に参画していこうということで、まち づくりプラザの交流カフェに、パンダカフェの定期開催で培ったノウハウを生かして協力、特に昆陽池公園の竹を使った竹灯籠やミニ門松づくり教室をピザづくり教室と同時開催するクリスマスカフェは、まちづくりプラザの人気イベントになった。


自治会活動の活性化に、
食のボランティアとして協力。
2024年11月、ピザ窯イベントを
有岡小学校で開催
今、自治会への参加者が急速に減り続けている。この問題の解決策としてピザイベントが持つ集客効果を活用し、移動式ピザ窯を使って屋外でピザを焼くピザ窯イベントの開催を、有岡小学校区まちづくり協議会に提案。
2台の、プロパンでピザを焼く移動式のピザ窯を購入。約100枚のピザを焼くピザ窯イベントを開催し、また、やってネ!と大好評で、神戸新聞の阪神版に掲載された。
伊丹パンダチームの『これから』
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まちづくりプラザの交流カフェに協力する形で、スワンホール調理室で奇数月第4日曜日にパンダカフェを、パンづくりの次はピザづくりという形で定期開催、人気のクリスマスカフェも継続開催する。
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購入した2台のピザ窯を使ったピザ窯イベントを地域活動の活性化に活用していただくお手伝いをする。移動式ピザ窯は、乗用車で運べるのでお望みの場所でピザ窯イベントが開催できる。
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今、後継者を育てておかないと消えてしまう可能性のある、餅つきイベントの後継者養成講座を継続開催し、餅つきイベントの開催ノウハウ持つ人を伊丹に残すことを目指す
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地域クラブ活動に応募し中学校部活動の地域移行に協力する
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パンづくりからピザづくり、さらに餅つきと進化を続けてきた伊丹パンダチームの食のボランティア活動を、さらに進化させるために、中学生の新鮮なアイデアを募り食のボランティア活動の、さらなる進化を目指す。
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クラブ活動に参加される中学生メンバーへの伊丹パンダチームの教育理念としては、創造性の開発に重点を置き、パンダチームが開催するイベントの手伝いを通じて、食のボランティアに必要な技と知識を身につけていただいた後、パン、ピザ、餅など、扱う食材関連のオリジナルメニュー提案や、自主的に編制したグループメンバーによる、地域活性化に寄与する、新たな食のボランティア・イベントの企画・運営を自分たちで考えて行うよう指導したいと考えています